9月29日  今日だけ

「目の前にあるこの時間を生きることをやめると、問題は理不尽なほど何倍にも膨れ上がる」
ベーシックテキスト P.158~159

 「今日だけ」――この考え方には実に心がなごむ。過去に生きようとすれば、つらい想い出に身を引き裂かれることだろう。使っていたときに学んだことは、回復のなかで私たちが求める教えにはならない。明日に生きることは、恐れを持ったままその日に突入することだ。隠れている将来のかたちが見えず、その先行き不安のために気をもむことになる。今日という日へしっかりと目を向けていないと、自分の人生がどうにもならなくなる。

 目の前にあるこの時間を生きていると、自由がもたらされる。この瞬間、私たちは安心して過ごしているではないか。いま、使っていない。私たちに必要なものは何でもある。あちこちで人生は進んでいる。過去は過ぎ去り、将来はまだこない。どんなに心を砕いても、その事実は変えられない。今日、私たちは、まさにこの瞬間の回復を楽しむことができるのだ。

今日だけ:私は目の前にあるこの時間に身をおこう。今日――そしてこの瞬間――私は自由なのだ。