「一体性はナルコティクスアノニマスになくてはならないものだ」
ベーシックテキスト P.98
一体性は、画一性――全員が同じ型にはまること――とは違う。一体性とは、私たちが目指す目的はただ一つだということ――自分が回復し、ほかの仲間もクリーンでいられるよう手助けすること――から生まれたものだ。私たちはみな同じ目的の実現に向かって取り組んでいるが、取り組む方法や手段は一人ひとり違う。
自分が考える一体性を人に押し付けることはできないし、一体性と画一性を混同すべきではない。なぜなら、NAプログラムにひきつける魅力があるのは、画一的なところがないからだ。
一体性とは共通の目的から生まれたものであり、何人かのメンバーの善意をグループ全員に押し付けるという基準から生まれたものではない。
メンバーの愛情にあふれた気持ちから生まれた一体性のあるグループとは、アディクト一人ひとりがその仲間にしかできないやり方でメッセージを運ぶことができるグループのことだ。
NAで仲間同士が一緒にやっていくなかでは、ときには意見が合わず、怒鳴り声をあげることもある。ただ、目的を達するためのこまごまとしたやり方は、私たちがグループの第一の目的から焦点をはずさないかぎり、それほど重要ではない。助けを求めてやっとNAにたどり着いた新しい仲間がいるのに、その仲間をそっちのけで、メンバーたちがささいなことで激論を交わしている場面を目にすることがある。私たちがNA会場に初めて足を運んだとき、だれかがそこで私たちを迎えてくれた。今度は私たちが会場でほかの仲間を迎える番だ。
この生き方がうまくいくことを新しい仲間に示すためには、一体性が必要なのだ。
今日だけ:私は一体性を果たす役割を務めていこう。一体性とは画一的になることではないのだと私は理解している。