3月3日 リラプス〔再発〕

「とはいえ、使いたくてたまらなくなるときもある。逃げ出したくもなるし、やりきれない気持ちにもなる。このとき忘れてならないのは、私たちのかつて の状態はどうだったのかということと、今度は必ずもっとひどくなるのだということだ」

ベーシックテキスト P.130


 リラプスしそうな予感がしたときには、もしいまでも使い続けていたら自分は最後にどうなっていたかを考えてみるべきだ。最後はきっと、重症患者病棟 か、刑務所か、あるいは墓場行きだったろう。何年もクリーンを続けた後にリラプスして命を失った仲間のことが、すぐに思い出せるはずだ。
 だが、肉体的な死よりも最悪なのは、アディクションに戻ったときに起こる死、つまりスピリチュアルな死だ。ハイヤーパワーから離れたとき、私たちは スピリチュアルな死を経験する。使えば、何年にもわたって育ててきたスピリチュアルなきずなが弱まり、結局は消えていく。そうなったあとの孤独は惨なものだ。
 だれだって、回復を続けるなかでは真っ暗の期間を経験することが必ずある。だがどんなに苦しい時期を迎えても、私たちには乗り越える方法が一つある。信じる心だ。ハイヤーパワーは自分のそばにいつもいてくれるのだと信じることができれば、何もかもがうまくいくことを私たちは知っている。
 回復の日々のなかでどんなに嫌なことに出合おうと、リラプスはその解決策には決してならない。仲間と一緒なら、回復の道が見つかる。クリーンを続けていれば、やがて暗闇は消える。そしてハイヤーパワーとのつながりが深まるのだ。

今日だけ:NAという贈り物を与えてくれたハイヤーパワーに私は感謝している。リラプスが解決の方法ではないことも分かった。だからどんな難題に出合おうとも、自分が理解する神とともに向き合っていこう。