6月1日 足を運び続けよう

「新しい仲間の場合、初めてNAに足を運んだときにはクリーンでなくてもかまわないが、二回目からはクリーンで、しかも継続して参加してみるようにと提案したい」
ベーシックテキスト P.16


 やる気満々でNAにやってきたという仲間はまずいない。裁判所から命令されたから来た者もいれば、離婚という事態を避けたいがためにやってきた者もいる。また、崩壊寸前の自分のキャリアをなんとか守りたくてやって来た者も いる。だが、やってきた理由は私たちには関係ない。大事なのは、私たちがここにいることだ。
 仲間がよく「からだを動かせば気持ちもついてくる」と話している。とはいえ、初めてやってきたときは、だれに対してもけんか腰だったかもしれないし、会場のいちばんうしろに座って腕組みをし、だれかが少しでも近づいてこようものなら、恐ろしい目つきで睨みつけていたかもしれない。あるいは、最後のお祈りが終わらないうちに会場を立ち去っていたかもしれない。
 だがともかく足を運び続けていれば、自分の気持ちがだんだん開かれていく。 やがて警戒心がなくなり、仲間の話が聞こえてくるようになる。自分とまったく同じものをもっている仲間がだれかと話している言葉さえ、耳に届くようになる。こうして、自分が変わり始めるのだ。 NAにしばらく足を運び続けていると、気持ちだけでミーティングに来ているわけではないことに気づく。私たちの心が、ミーティングにしっかりと根づいているのだ。そうなったとき、本当の奇跡が始まる。


今日だけ:私は、分かち合われることに心を開いて、真剣に耳を傾けてみよう