8月18日  「いつまで出ろというのだ?」

「社会のなかで責任を持てる有意義な一員であり続けるために何よりも大事なことは回復だ」
ベーシックテキスト P.168

 ミーティングはすばらしい。ミーティングへ行けば仲間のアディクトたちに会えるので、経験と力と希望を分かち合うことができる。そしてミーティングで学んだことを毎日自分に生かしていけば、回復を続けることができる。

 ところで、日を追って、仕事、家族、友人、学校、スポーツ、遊びや娯楽、地域活動、市民としての責任などに使う時間も必要になってくる。日常生活でやるべきことが増えると、「いったい、いつまでミーティングに出ろというのだ?」という言葉が口をついて出ることがある。

 では、そのことについて考えてみよう。私たちがナルコティクスアノニマスにつながる前、自分の力でクリーンになれたことがあったろうか。なかったのだとしたら、いまならなれると思う根拠は何なのだろう。また、この病気そのものについても考える必要がある。慢性的な自己中心性、とらわれ、強迫的な行動パターン……それは私たちのすることなすことに顔をのぞかせる。この病気に実際に効果のある治療法をおろそかにして、果たして人生を楽しんで生きることができるのだろうか。答えはノーだ。

 「一般の人たち」は、そんなことを心配する必要はないだろう。だが、私たちは「一般人」ではない。アディクトなのだ。自分の病気は、致命的でもなければ進行性でもないのだという振りをしつづけることはできない。それは偽りだからだ。もしこのプログラムを手放したら、仕事や学校や家族に求められることを心配する必要さえなくなるかもしれない。NAミーティングは、アディクションから回復するために必要な支えと方向性を示してくれる。だから充実した生き方ができるのだ。

今日だけ:私は人生を楽しんで生きていきたい。そのためには、回復を優先しよう。