ナルコティクス・アノニマスとは、薬物依存という病気から回復することを目的として集まった薬物依存症者本人による自助グループのことです。通称「NA」(エヌエー)と呼ばれています。(他にアルクホリックス・アノニマスというアルコール依存症者たちのAA(エーエー)という自助グループもあります。)


◆ミーティング

私たちは決められた時間に決められた場所で定期的に「ミーティング」を開きます。NAは入会金も月謝もいらず、宣誓書を書く必要もなければ、契約書もありません。参加不参加は本人の意思にまかされています。薬物をやめたいけれど、自分ひとりではやめられないという方は、まず、ミーティングに参加してみてください。きっと、同じ悩みをもった仲間に会えるでしょう。
NAのミーティングは1953年に始められ今では、世界70ヶ国、週におよそ20,000箇所でミーティングが開かれています。日本国内では10のエリア84のNAグループがあり週に223箇所以上のミーティング(平成16年4月現在)が開かれています。ミーティング場ガイド(PDF)で、全国各地のミーティング場のリストをご覧になれます。


◆自分は薬物依存症か?   29の質問

この質問に答えられるのはあなただけです。
この質問に答えることは簡単でないかもしれません。薬物を使用している間ずっと、私たちは「自分は薬物を上手に使っている」と内心では思っていました。たとえ、最初はそうであっても、今はそのような状態ではありません。薬物が私たちを操っていたのです。私たちは薬物を使用するために生き、生きるために使用していたのです。簡単にいうと、薬物依存者とは生活を薬物によってコントロールされている人のことです。
たぶんあなたは、自分が薬物の問題を抱えていることは認めていても薬物依存者であるとは思っていないでしょう。私たちは皆薬物依存者に対して先入観を持っています。しかし、回復のプログラムに参加するようになれば、薬物依存という病気が恥かしいものではない、ということが分かってくるでしょう。もし、あなたが私たちの問題に共感を抱くことができるなら、その解決法にもなるほどと思われるはずです。つぎにあげる質問は、ナルコティクスアノニマスで回復中の薬物依存者によって書かれたものです。自分が薬物依存者かどうか疑問を持っている方は、少し時間を割いて下記の質問を読み、できる限り正直に答えてください。



この質問に答えられるのはあなただけです。次にあげる質問は、ナルコティクス・アノニマスで回復中の薬物依存者によって書かれたものです。自分が薬物依存者かどうか疑問を持っている方は、少し時間を割いて下記の質問を読み、できる限り正直に答えてください。


1.ひとりだけで使用することがありますか?


2.ある種の薬物が問題だと考えて、他の薬物に切り替えたことがありますか?


3.薬物を処方してもらうために、医者に対してごまかしたり、うそをついたりしたことがありますか?


4.薬物欲しさに盗みを働いたことがありますか?


5.
朝目が覚めたときか、夜寝るときに薬物を使いますか?


6.
ある薬物の作用を抑える目的で、他の薬物を使ったことがありますか?


7.薬物を使うとき、それを認めない人や場所を避けますか?


8.薬物がどんな物でどんな影響を与えるかを知らずに使用していたことがありますか?


9.薬物使用の結果、職場や学校で何か支障をきたしたことがありますか?


10.
薬物を使用した結果、逮捕されたことがありますか?


11.
どんな薬物をどのくらい使用したかということについて、嘘をついたことがありますか?


12.
金銭的に余裕があるかどうか考えないで薬物を買いますか?


13.
薬物の使用をやめたり、コントロールしようとしたことがありますか?


14.薬物の使用のため、刑務所、病院、薬物リハビリセンターに入ったことがありますか?


15.
薬物の使用によって睡眠や食事が妨げられますか?


16.
薬物がなくなると思うと、恐怖を感じますか?


17.
薬物なしで生活していくことは不可能だと感じますか?


18.自分が正常かどうか疑問を感じたことがありますか?


19.
薬物の使用が家庭生活を不幸にしていますか?


20.薬物なしでは楽しい時間は持てない、と思ったことがありますか?


21.薬物の使用に関して、悪いと思ったり、罪の意識を感じたり、恥ずかしいと思ったりしたことがありますか?


22.
薬物は重要だと思いますか?


23.得体の知れない恐怖心を抱いたことがありますか?


24.薬物の使用が性行為に影響を与えたことがありますか?


25.自分の好みではない薬物を使ったことがありますか?


26.
感情的な苦痛やストレスが原因で、薬物を使用したことがありますか?


27.一定量を超えて薬物を使用したことがありますか?


28.
よくないことがわかっていても、薬物の使用を続けていますか?


29.
自分は薬物の問題を抱えているのかもしれないと思いますか?

「自分は薬物依存者か?」この質問に答えられるのはあなただけです。上記の質問に対して、「はい」と答えた数がいくつあるかは人によってみんな違います。それはあまり重要ではありません。むしろ大切なのは、私たちが内面でどのように感じ、薬物依存が生活にどのように影響を与えているかということです。

 質問には薬物について触れていないものもあります。というのは、薬物依存が油断のならない病気で、生活の隅々にまで影響を与えるものだからです。たとえ最初は薬物とはあまり関係がないと思えるような生活の領域でもそうなのです。私たちはいろいろな種類の薬物を使いました。しかしそれは薬物を使った理由とその影響に比べれば、さほど重要ではありません。

この質問を初めて読んだ時、自分は薬物依存者かもしれないと考えて恐ろしくなりました。しかし、中には次のように言って、この考えを振り払おうとする人がいます。

・この質問は意味をなさない。

・私は違う。自分でも薬物を使用していることはわかっているけど、薬物依存者ではない。私はただ 家庭や仕事の問題を抱えているだけなのだ。

・私は落ちついた生活を取り戻すために、今ちょうど辛い時期を経験しているところなんだ。


・自分にふさわしい人や仕事が見つかったらやめられる。

 もしあなたが薬物依存者ならば、回復に向けて前進する前に、自分は薬物により問題を抱えている、ということを最初に認めなければなりません。この質問に正直に取り組めば、薬物の使用がどれだけ生活の中で手にあまるものであったかを示す一助となります。薬物依存は病気です。そして回復しなければ、その行き着くところは刑務所、精神病院、施設または死なのです。

私たちの多くがナルコティクス・アノニマスに来た理由は、もはや薬物が自分で望んでいたものを与えなくなったからです。薬物依存は私たちのプライド、自尊心、家庭、愛する人、そして生きる希望さえも奪ってしまいます。しかし、そこまで苦しまなくてもいいのです。自分の地獄は自分の中にあることはわかっています。もし助けが必要ならば、ナルコティクス・アノニマスに来ることをお勧めします。

 ナルコティクス・アノニマスに助けを求めたとき、私たちは何らかの回答を探していました。初めてNAのミーティングに来た時、私たちは疲れ果てていて、ミーティングに何を望んでいいのかわかりませんでした。回を重ねるうちに、私たちはみんなが助けようとしてくれていることを感じました。心の中では、もうダメかもしれないと思っていました。NAの仲間は回復の可能性について話してくれ、希望を与えてくれました。薬物依存の仲間に囲まれ、私たちはもう一人っきりではないことを悟りました。回復はミーティングで起こるものです。私たちの人生は危機に瀕していたのです。回復を第一に考えたとき、プログラムがうまく作用するのです。私たちは3つの憂慮すべき認識に直面していました。

私たちは薬物依存に対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなった。

私たちは病気に関しては何の責任もないが、回復に関しては責任がある。

薬物依存に関して、もはや他人、場所、物のせいにしてはならない。自分の問題と感情に面と向かわなければならない。

もしあなたが薬物依存者ならば、回復に向けて前進する前に、自分は薬物により問題を抱えている、ということを最初に認めなければなりません。この質問に正直に取り組めば、薬物の使用がどれだけ生活の中で手にあまるものであったかを示す一助となります。薬物依存は病気です。そして回復しなければ、その行き着くところは刑務所、精神病院、施設または死なのです。

私たちの多くがナルコティクス・アノニマスに来た理由は、もはや薬物が自分で望んでいたものを与えなくなったからです。薬物依存は私たちのプライド、自尊心、家庭、愛する人、そして生きる希望さえも奪ってしまいます。しかし、そこまで苦しまなくてもいいのです。自分の地獄は自分の中にあることはわかっています。もし助けが必要ならば、ナルコティクス・アノニマスに来ることをお勧めします。

 ナルコティクス・アノニマスに助けを求めたとき、私たちは何らかの回答を探していました。初めてNAのミーティングに来た時、私たちは疲れ果てていて、ミーティングに何を望んでいいのかわかりませんでした。回を重ねるうちに、私たちはみんなが助けようとしてくれていることを感じました。心の中では、もうダメかもしれないと思っていました。NAの仲間は回復の可能性について話してくれ、希望を与えてくれました。薬物依存の仲間に囲まれ、私たちはもう一人っきりではないことを悟りました。回復はミーティングで起こるものです。私たちの人生は危機に瀕していたのです。回復を第一に考えたとき、プログラムがうまく作用するのです。私たちは3つの憂慮すべき認識に直面していました。


回復のためになくてはならないものは、回復中の薬物依存者なのです。

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